Installing prc-tools on MS Windows with Cygwin
Windows 上では,Cygwin を利用して prc-tools がビルドされる.
もしあなたが既に Cygwin を利用しているならば,以下の内容の多くに親しみ易いだろう.
インストールの手続きは,実際にはこの Web ページの記述よりもかなり短く,単純である.
文書が長いのは,よく知られていないであろう部分の背景を説明しようとしているからである.
Before you begin
もしあなたが古い B20.1 Cygwin 又は prc-tools 2.0 をインストールしているなら,それらが新しい Cygwin と互換性が無いことを記憶しておくべきである.
新しい Cygwin は別様に編成されており,大幅に改良されている.
もしあなたがまだこれらをインストールしているならば,最も良い方法はアンインストールして一からやりなおすことである.
あなたが自身の PalmDev tree をどこに置くべきか,すなわち,どこにあなたが Palm OS SDK とほかの Palm OS に関連したヘッダとライブラリファイルをインストールすべきか決める必要がある.
Palm OS のプログラマは,システムヘッダファイルを学ぶよりもここに多くの時間を費やす傾向にある.
そこで、C:\PalmDev のように容易にアクセスできるところにインストールすることをお勧めする.
あなたは,コンポーネントのいくつかに関してなすべき選択もある.
- あなたは,Cygwin のパッケージ,あるいはスタンドアローンの zip アーカイブとして,リファレンスマニュアルをダウンロードすることができる.
もしくはダウンロードせずにオンラインで入手できるマニュアルを利用することもできる.
- あなたは、Cygwin のパッケージとしてPilRC をインストールすることができる.
あるいは,PilRC のホームページから(Cygwin と連関していない)スタンドアローンバージョンのものを利用することもできる.
Cygwin パッケージの利点は,パッケージ管理されていること,あなたがそれを他のパッケージをアップデートする時,それと同時に,容易にそして機械的にアップデートできることにある.
スタンドアローン Zip アーカイブの利点は,あなたが望むときに解凍することができることにある.
しかし,これはマニュアルに対してのみの利点ではなく,PilRC に対しても同様のことが言える.
Installing Cygwin and prc-tools
Cygwin のセットアップユーティリティ,setup.exe を実行せよ.
あなたは Cygwin ホームページ上で Install now アイコンの一つを選択することにより,setup.exe を得ることができる.
ドキュメントと様々なオプションがあるが,大抵それらは自明であり,単にあなた個人の設定に依存している.
あなたはいつでも,後で新しいパッケージを加えることができ,インストールしたパッケージをアップデートすることもできる.
ただ setup.exe を再び実行するだけで良い.
もしインストールする際に、あるいは Cygwin を使っている際に何か問題が生じたら,最初に Cygwin documentation と FAQ を参照すべきである.
Mounting your PalmDev tree
prc-tools は POSIX パスである /PalmDev にて利用できる PalmDev ツリーを必要とする.これを準備するための最適な方法は,あなたが選んだ位置を指すマウントポイントを作成することである.
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もし既にそれを作成していないなら.C:\PalmDev,あるいはあなたが望むディレクトリを作成せよ,
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シェルウインドウを開いて,以下のコマンドをタイプせよ.
mount -tf "C:\PalmDev" /PalmDev
あなたが SDKs をインストールするために選んだディレクトリをして C:\PalmDev を置き換えよ.
あなたが Cygwin をインストールした後,このことを一回だけ実行する必要がある.
Installing SDKs
Palm OS SDKs のいくつかは Windows のインストーラとして入手可能である.
それに対して,他のものはあなたが自身で解凍することが必要な zip アーカイブである.
通常,インストーラはどこに自身を正確にインストールすべきかを推測する.
しかし,あなたは PalmDev tree の位置の選択を正しく検知しているかチェックすべきである.
あなたが SDK を手動で解凍するとき,ReadMe ファイルにある指示と次のセクションに示されるディレクトリ構成の計画に従うべきである.
Post-installation setup
prc-tools とGCC は,あなたがどの Palm OS SDKs と他の開発環境をインストールしたかという情報を,元々持ち合わせていない.
あなたは,この情報を作成するために palmdev-prep を使うことができる.
これを実行した後に,m68k-palmos-gcc は Palm OS に関連したヘッダとライブラリを自動的に見つけられるようになる.すなわち,追加の -I や -L のオプションを必要とせずにコンパイルが可能となる.
また,新たな -palmosN という,どの SDK を使うべきか選択するためのオプションを利用できるようになる.
あなたは prc-tools をアップグレードする際,また,Palm OS SDK または 他の開発環境をインストール,アンインストールする際には,いつでも palmdev-prep を再実行すべきである.
また,あなたがどの SDK をデフォルトで使用するかを変更する際にも,-d SDK オプションを付けて palmdev-prep を実行すべきである.
すなわち,どの -palmosN オプションも付けずに,である.
palmdev-prep は,SDKs と他の開発環境のために C:\PalmDev を探しに行き,見つけた情報を報告する.この情報は GCC へ -palmosN オプションを通じてアクセス可能な SDKs に反映される.
もしあなたがインストールしたと考えている,ある SDK を検出できなかった場合,なぜ prc-tools がそれを検出できないのか理解しなければならないであろう.
一般的に,prc-tools は次のような Palm OS SDK のディレクトリ構成を好み,予期する.
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C:\PalmDev\sdk-N\include
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ヘッダファイル,include の下の任意のディレクトリ内に配置されている
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C:\PalmDev\sdk-N\lib\m68k-palmos-coff
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m68k-palmos のための静的なライブラリ
SDKs がパッケージされている方法のいくつかに対する互換性のために,
ヘッダファイルが include の代わりに Incs の下にあるとき,あるいはライブラリが
lib の代わりに GCC Libraries の下にあるとき,palmdev-prep は SDK を正確に検知する.
Using prc-tools from a Windows Command Prompt
prc-tools のユーザコマンドとさまざまな Cygwin DLLs が C:\cygwin\bin ディレクトリに存在する.それは環境変数 PATH にあることが必要とされる.適切なディレクトリが既にデフォルトで Cygwin shell のパスに存在している.そこで,あなたは prc-tools とCygwin shell から Cygwin の別の機能を使うために特別な作業を行う必要はない.
普通の Windows のコマンドプロンプト(DOS窓) から機能するために,あなたは C:\cygwin\bin を環境変数 PATH へ追加する必要がある.
Microsoft Windows のバージョンに依存しているため,あなたはこれをコントロールパネルか C:\AUTOEXEC.BAT で行う.あなたはこれを一度だけ行う必要がある.
KAKIZAKI Tsuneyasu
Last modified: Tue Jan 6 22:43:02 JST 2004